門構えのあるイエ
専用住宅 木造 2階建 112㎡(34.1坪)
酒田市の住宅街に夫婦と子供3人の住宅として計画された「門構えのあるイエ」。間口が狭く、細長い敷地は旧住宅街の宿命である。その敷地条件から、コンパクトで開放的な空間造りを心がけた。
廊下という概念の空間を設定せず、居心地のいいLDKや居室とを、吹抜けで連結することにより、家族の存在が何処にいても感じられる空間構成となっている。
解体された旧家には、立派な門と塀が存在し、その門と塀の面影を新家にも形を変えて活かしたい…。そうした建築家としての思いが、前面道路側に設置された門構えの外壁である。この家に住む子供たちには、この門構えの外壁が今後語り継がれるに違いないと思っている。
廊下という概念の空間を設定せず、居心地のいいLDKや居室とを、吹抜けで連結することにより、家族の存在が何処にいても感じられる空間構成となっている。
解体された旧家には、立派な門と塀が存在し、その門と塀の面影を新家にも形を変えて活かしたい…。そうした建築家としての思いが、前面道路側に設置された門構えの外壁である。この家に住む子供たちには、この門構えの外壁が今後語り継がれるに違いないと思っている。