世界に一つだけの快適空間を

MENU

Blog

2011.10.033つの庭を抱くイエ 現場日記111001

~3つの庭を抱くイエ現場日記~10月1日(土)

本格的に着工した「3つの庭を抱くイエ」。建物の位置関係を正確に出すために、丁張りを行いました。

丁張りはまず、設定GL(基準となる地面の高さ)を決め、約1.8m間隔に水杭(ミズグイ)を立て、水平ライン(基礎の上端の高さ)を記し水貫(ミズヌキ)でつないでいきます。水杭と水貫が動かないように、筋交い貫(すじかいぬき)を斜めに打ち付けて固定します。更に水貫と水貫の間に水糸を張って、基礎(建物)の中心線を印します。

既存の井戸を活かすことがこのイエの最大のテーマですので、井戸と建物が干渉しないように位置決めをしていきます。それと間口の無い敷地で、西側敷地境界からの離れ設定します。

建築基準法では建物の離れの規定はありませんが、民法上では敷地境界から500mm以上建物の離れを取りなさいとあります。今回のような市街地の狭い敷地では、この500mmの離れがひとつの建物配置の基準になります。近隣トラブルのためのひとつの目安なんでしょうね。

ページトップへ