2014.05.09違いのわかる人になりたい…
月末に金融機関に行って支払いやら入金の確認やらをしていました。郵便局と銀行と掛け持ちで。設計事務所代表といっても、私一人。何から何まで自分でやらなきゃならないのです。銀行に行ってふと思いました…、貯金と預金??どう違うのか?貯金=郵便局、預金=銀行と以前聞いた気がします。本当なの…?
預金と貯金の違いは呼び名と保護制度ぐらいで、商品上の大きな違いはほとんどありません。普通銀行、信用金庫などの専門金融機関がおこなう預貯金を預金といい、その他の郵便局、農協、漁協がおこなう預貯金を貯金というのだそうです。以前聞いたことはまんざら嘘でもなかったという事です。厳密には貯金=郵便局だけでなく、農協、漁協も貯金というんですね。
では利子と利息の違いは…。これは以前にも聞いたことはありません。これまた、郵便局と銀行の違いか?などと思ってしまった私ですが…。
この違いはというと、お金を借りた人が貸してくれた人に「払うのが利子」。お金を貸した人が借り手から「もらうのが利息」なのです。つまり、簡単に言うと「払うのが利子」で「もらうのが利息」という訳です。
金融機関から見ると、お金を貸してくれた人達(預金者)に「払うのが利子」。そのお金を企業や個人に貸して(貸付けて)貸付先から「もらうのが利息」。(利息-利子=銀行の儲けとなる訳だ)一般大衆から見ると銀行に金を貸して(預けて)毎月0.1%とか「もらうのが利息」で、銀行ローン等で金を借りると毎月元金の返済のほかに「払うのが利子」です。
そうか、銀行からの立場と一般大衆からの立場でも利子と利息の使い方が違ってくるんだ…。よくよく考えてみれば、う~んなるほどと思ってしまいます。
それではまた。