2011.06.17誰の授業参観！？

今年中学校に入学した娘H。仕事の合間を縫って、昨日娘Hの授業参観に顔を出した。一日の中で、都合のいい時間帯に行って授業を見るシステム。

迷わず、3時間目の数学をチョイス。理由は二つ。ひとつは、この前の中間テストで、娘の数学の成績がダントツに悪かったこと。これはあくまでも、今考えた取って付けた理由である。

実はもう一つの理由が数学を選んだ最大の理由。娘Hの数学のT先生が、実は私の高校時代の同級生であるということ。娘Hも数学のT先生の授業は面白いと言っていた。さて、お手並み拝見…。

見に来ていた親は私と妻の二人だけ。私が教室に入ったとたん、T先生は私にアイコンタクトを取ってきた。大きな声で授業をするT先生。体は小さいが、昔から声は大きかった…。何かに付け私の顔を見るT先生、かなり意識している様子。

時には、親父ギャグを混ぜ、授業と関係ないことも生徒に話しかける。今日は、ついさっき近くの線路上を通ったSLの話だった。この緩急自在の授業が、娘Hを始めとする生徒達に受けているみたいだ。

授業は残り数分を残し区切りがいいところで終了。私が教室を後にしたその瞬間、T先生は教室から廊下に顔を出し私に声を掛けてきた。「今日は仕事休みなの」。「お前の授業を見るためにね」。そんな言葉を交わし校舎を後にした。

娘Hの授業参観に行ったのか、T先生の授業参観に行ったのか、よくわからない授業参観でありました…。