2011.04.27花見に稲荷寿司。
桜が満開になりました。酒田の桜の名所でもある日和山公園でも満開です。桜祭りは終わりましたが…。
桜と言えば、花見。花見と言えばお弁当。そのお弁当には、よくのり巻きやお稲荷さんが入っていることが多いですね。そこで、お稲荷さんのウンチクをひとつ。
稲荷寿司の語源は、油揚げが稲荷信仰に関わりの深い狐の好物であることに由来しています。稲荷寿司は、天保の末年から江戸市中に売り出されたようです。
昔から狐は揚げが好物といわれているし、揚げの色が狐色だし、揚げでくるんだ寿司を狐寿司と言ったであろうことは想像できます。一方お稲荷さん(稲荷神社)は狐を祭っているといわれています。そんなところからお稲荷さん(神社)に供える寿司ということで稲荷寿司となったのでしょう。
現代の稲荷寿司は煮付けた油揚げを袋状に開き、中に酢飯のみを詰める場合と、酢飯にニンジンや椎茸、ゴマなどを混ぜ込んで詰める場合とがあり、後者を「五目稲荷」と呼ぶこともあります。岐阜県あたりを境に、東は四角、西は三角と、地域によって形が分かれています。
まだ、桜は散ってません。稲荷寿司を持って花見にGOと言いたいところですが、今日も花冷えの一日になりそうです。