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2019.12.18明るい未来を見ることができるか?

先月とある方と始めてお会いし色んな話をしてきた。この方は庄内地方では有名な方。

エネルギッシュな上に、かといって鼻にかけることも無く気さく。まさにお手本のような人。

私よりだいぶ年下の彼ですが、会ってみると自然にその方の魅力に引きづり込まれる。

その人が言葉の端々に言っていたのが「夢を語ろう」ということ。

そんな言葉に自分の夢って何だろうか…と問いかけた。

10数年前は「独立起業」だった訳ですが、今は…、同じ系統の道を歩みだした息子と一緒に仕事をすることかもしれません。

同じ建築でも少し違う道を目指している彼は、私の事務所を継ぐことは無かろう。

しかしながら、建築やものづくりの面白さを私自身が彼に語れればと思う。

小さな頃はよく大工だった親父に「家を継げ」と耳にたこができる程言われた。またか…とうんざりしながら聞いていたことを思い出す。

今思えば耳にたこができる程言われたから、自分の心の奥底に刷り込まれていた気がする。

だからこうして地元酒田に帰ってきて、親父の言ってたことと少し違う形で「家業」を継いだのかもしれない。

家業を継ぐということは、自分の親に対して明るい未来や夢を見せること、未来に気持ちを紡いでいくこと。

自分の育てた子供と一緒に、親が明るい未来を見ることなんだと感じる今日この頃。

もう直ぐ息子が帰省してくる。彼と明るい未来を語ろうか…。

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