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2017.08.01後輩建築家のオープンハウス見学

先月のある日一通のメールが届いた。それは以前飛び込みで当事務所を訪問してくれた建築家から。

高校の後輩であった彼。彼は東京で奥様と一緒に活動している。

そのとき話題になったのが、酒田で親戚の家を設計させてもらい現在工事中とのこと…であった。

そして先月のメールはその手掛けた住宅のオープンハウスの案内。雨の降る週末、私はそのオープンハウスに赴いた。

奥行きのある土地に平屋の佇まい。その目の前に車を止めるとタイミングよく玄関先にちょうど彼がいた。

少し話をして中を案内される。

玄関先のディテールに話が及び、奥に歩を進めると上部からの光が気持ちよく目に入る。

平屋で中廊下の作りこみであるが為、ハイサイドライト(高窓)から光を取り込む工夫がされている。気持ちのいいリビングまでのアプローチ廊下だ。

奥様を紹介して頂き、ディテールに目をやりながらしばし3人で談笑。

シンプルだが品がある、そんな印象を受けた。こんなデザイン…私好み。

刺激を受けることは大事。他人の設計した建築から受けることは多々ある。

お金を掛けた箱物から受ける刺激は中々自分の中で消化できないことが多いが、今回の身近な彼から受けたものはそれとは違うもの。

身近な彼には後輩として頑張ってもらいたい…そう思ったオープンハウスであった。

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