2011.06.03建築家のお仕事-4
よく、建築家に依頼すると「設計料」がかかるから高くつくと言われます。しかし、設計料のかかっていない建築は基本的にはあり得ません。見積書に設計料という項目が無くとも、何らかの形で設計料が発生し組み込まれているのです。
正式には「設計監理料」といいます。前回話したように、我々の仕事はプランを立てて図面を引いてお終いではなく、施工者の選定や見積交渉、工事過程での細かなチェック、完成までのスムーズな一連の家づくりに対する報酬ということなんです。
通常は工事費に対してのパーセンテージで示されることが多いこの設計監理料。10~15%といったあたりが相場でしょうか。建築物の規模によっても、料率が変動してきますので一度ご相談下さい。
話は変わりますが、いよいよ明日から2日間の予定で「第8回建築家展」が酒田市民会館希望ホールで行われます。そちらも併せてよろしくお願いします。