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2021.03.25庭が連なる平屋現場日記210310~照明点灯チェック

引き渡しまで1か月を残すのみとなった庭が連なる平屋。

工事は佳境を迎え、各種仕上工事、ユニット工事等が所狭しと作業を行っている。

この日はクライアントと一緒に照明点灯チェック。特に施主支給品となっていた、ペンダント照明を中心に照明の確認作業である。

工事が進んで、よりこの住宅で過ごすイメージが湧いたクライアント。

照明点灯の確認よりも、もうすぐここで暮らすんだという気持ちを抑えらず各所を見て回る。興奮が抑えられない様子である。

一通り各所を見回ったところで、この日の本題である照明確認に入った。

何か違う…。違和感を感じていたのは私だけでなくクライアントもそうだった。

しかしながらその違和感の原因がわからない…。

ダイニングのペンダント照明の高さをチェックしながら、ああでもない、こうでもないと議論。

一応ペンダント照明の高さを決め、他の部屋の同じタイプのペンダント照明を調整していた時だった。

電気工事屋さんが、施主支給品のペンダント照明の取扱説明書を持ってきた。

その内容を確認したところ…、照明の組み立て方が間違っていたことを発見。

ということは…先程のダイニング照明も同じ間違いをしていたことが判明…。

感じていた違和感はこれだった!

私、クライアント、施工者も何となく違う…と思っていたことの原因がわかり、胸のつかえがとれた…。

再度照明を組み立て直し一件落着。やっぱこうだよね~と一同から声が漏れた…笑

さて、引き渡しまで1か月余り。クライアントと知り合ってから2年余り、本格的に設計を開始して1年半。

クライアントともう打合せすることもなくなるのかと思う、一抹の寂しい思いが込み上げてくる…。

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