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2016.11.29丸子の平屋現場日記161121

井戸を掘り進めていた丸子の平屋。予定の50mまで掘り、50m地点の土質検査を行っていた。この日井戸屋さんからの結果報告が現場担当者を通じてあった。

結果は…50mで水脈に当たってはいたものの、融雪に必要な70~80L/分は確保できなかった。しかし63mまで掘れば100L/分の水量が確保できるという報告があった。

ここまで来てさく井作業を止めるという選択肢は無い。すかさずクライアントに報告。クライアントの回答も私と同じだった。

63mまで掘り続けることを指示し、先日63mで水量確保の知らせがあった。一安心である。

北国の冬は雪との格闘。毎朝1~2時間の除雪作業の辛さは経験したものでないと計り知ることはできない。

その作業から開放されることと100数十万の工事費を比較し、高いと判断するか安いと判断するか。

今回のクライアントは妥当…というよりは必要不可欠なものとしての価値観のほうが勝ったような気がする。

クライアントのニーズは多種多様であるが、そのニーズにも優先順位を付けるべきで闇雲に何でもすれば工事費が膨大になるだけ。

身の丈にあった工事をする為には要望事項のランク付けは是非ともやってもらいたい作業。

今年から除雪作業なしで過ごせることに、喜びを感じて冬を過ごすことになる丸子の平屋である。

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