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2020.05.13不運、悲運、ついていないで片づけて欲しくない…。

私は、戻れるとしたら何歳に戻りたいか?という質問にいつもこう答えている。

高校3年に戻りたい…と。高校球児であった私は、多分に漏れず甲子園を目指していたのだ。結構、大真面目に…。

同い年のスパースターには桑田清原のKKコンビ。彼らと甲子園で戦うんだと意気込んでいた。

今年の高校野球はコロナ禍の基、春の選抜甲子園大会、春季地方大会が次々と中止になった。部活動自体も活動自粛。そしてインターハイも中止になった。

この状況が続くと夏の甲子園大会やその地方予選の開催も危ぶまれる…。

今年の高校三年生はついていないな、運が悪いなという言葉を多く聞くが、当人たちにはそんな言葉では言い表せない、やるせない悶々とした気持ちでいっぱいであろう。

何とかならないものか…。

大人には毎年ある甲子園大会のわずか一年分が中止になることだけであるが、高校球児、ましてや高校三年生にとってははされど一年である。

世間の酸いも甘いも知らない若干18歳の少年が、純粋に黙々と白球を追い続ける。18年間しか生きてこなかった人間にとってこの一年がどれほど大事なものか…。

皆さんにもそんな淡い思い出あったでしょ?

先に書いたように私は今でも胸を張って言います。

18歳に戻りたい。そしてあの時の仲間と親父になったこの年で、もう一度同じメンバーで野球がしたいと真面目に思っている。身体がついていかないだろうが…。

今年の夏は不運や悲運、ついていないだけで片づけて欲しくないと思っている…。

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