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2021.10.27ライフプランニングの大切さを痛感…

昨年からオファーを受けていた某住宅案件。

設計に入る前に資金計画をキチンと練った方が良いと、ライフプランニングを進めたのがちょうど昨年の今頃だった。

それから冬の数か月間、ライフプランナーと共に資金計画を立て、目標予算が決まり設計を開始したのが今年の5月。

順調に設計作業自体は進んでいったが、世の中にウッドショックと呼ばれる木材の高騰状況が渦巻いていた…。

8月に基本設計が終了した時点で概算見積を算出すると、世の中の状況が反映された概算見積金額は予算より2割のオーバー。

仕様を下げられるところは下げて行ったが、それでも2割オーバーの穴は埋められそうもない。

実施設計の終盤である先日、設計最終打合せ時にライフプランナーを呼び、再度資金計画を練った。

増資してもローンを返していくのに無理のない返済計画ができるのか…。その増資のラインはいくらなのか。

クライアントと私の思いはその一点だった。

ライフプランナーの回答はイエス。思っていた額の増資をしても余裕を持って返済ができると言う。

クライアントと胸をなで下ろしたが、喜ぶのはまだ早い。

あくまでも目標金額が定まり、手の届きそうな資金計画になっただけのこと。勝負はこれから見積の結果次第である。

ライフプランニングの大切さを痛感しながら、先日見積依頼をかけた。その結果は1か月後に提出される。

期待と不安が入り混じる1か月となりそうだ…。

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