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2024.03.06ボルダリングのあるイエ物語-4

いよいよ図面、3D、模型の三種の神器を携えて意気揚々とファーストプレゼンに臨んだ。

ヒアリングや要望書を基に設計コンセプトを説明し、3Dや模型で補足説明を行っていく。

神妙に聞き入る建て主夫婦。

計画案の説明を終え、おおよその工事費、設計料を口頭で提示。

工事費、設計料も概ねOKの返事をもらい、今回案をベースに設計を進めていく方針を確認した。

当初思っていたものより一回り広く、ボルダリングウォールのあるLDKに満足してくれた様子。

ファーストプレゼンは上手くいった。建て主も私も満足したプレゼンだった。

後日、設計契約を交わし本格的な設計打合せに入ると、まずは間取りの再確認と修正点を協議。

ファーストプレゼンの提案から、全体面積を増やすことなく許容範囲での調整作業を行う。

打合せをしては修正を繰り返し協議を重ねる。

そんなやり取りを繰り返すこと数週間。

配置、平面(間取り)、立面、断面、概略仕上が決まった。

今回、工事を行う業者は施主指定業者の為、すぐに施工業者の担当者に連絡し工事費の概算算出依頼をお願いする。

建て主には概算提示まで数週間時間をもらうことにしている。

建て主の予算内で行けるのか否か、このまま設計を進めていいか、一度このタイミングで工事費を検証。

このまま設計を進めていっても、予算とかけ離れていては話にならない。

このタイミングで一度検証しなくてはならない、避けては通れない道である。

~つづく~

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