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2024.02.28ボルダリングのあるイエ物語-3

かくして、ご主人が呟いた一言でコンセプトが決まったボルダリングのあるイエ。

その一言を言わせるためにヒアリングをしていると言っても過言ではない。

この一言を胸に刻み立案作業。ファーストプレゼンに向かってペンと共に頭を巡らせる。

建て主夫婦の要望書を何度も読み返し、ボルダリングホールドを設置できるような壁をどこに配置するか…。

そして頭の中で構想がまとまった段階でパソコンに向かった。

私は最初からパソコンには向かわない。

構想を練る時はペンとトレーシングペーパーと対峙するアナログでの志向。

昔の人間と言われそうだが、ずっとこの方法でやってきているし、その方が性に合っているようだ。

CADで図面を描き始めて約一週間。図面を3D化しデザイン検証。微調整しては3Dでチェック。

3Dの中で納得すると次は模型製作に移行する。

昔は自分で作製していた模型も、老眼が進んだ今現在は細かい作業の精度がイマイチ。

ということで、ここ数年は模型製作はアルバイトや助っ人にお願いしている。

さて、図面、3D、模型とファーストプレゼンに向けた三種の神器がそろった。

いよいよプレゼンに臨む。

~つづく~

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