2014.03.05ホワイトデー
つい1ヶ月前まではバレンタインデーと騒いでいたのも束の間、コンビニやデパートの店内はホワイトデーの陳列がこれでもかというほどになっている。バレンタインデーに女性が男性にチョコレートを渡すのは日本の風習で、アメリカなどでは男性が女性にチョコを渡すのだとか…。
その日本の風習のバレンタインデーのお返しがホワイトデー。これも日本が発祥なのだろうか?調べてみました。
やはり、ホワイトデーは30年程前に日本で作られた風習。日本でバレンタインデーが定着するに従って、製菓業界では、バレンタインデーのおかげでチョコレート業界がウハウハなのを見て、何もチョコレート会社だけに儲けさせることはない、我々も参加したいと思ったようです。
それにお返しをする日を作ってはどうかという案が出はじめた。これを受けた菓子業界では昭和40年代に入ってから、個々に独自の日を定めて、ビスケットやマシュマロ、キャンディー等を「お返しの贈り物」として宣伝販売するようになったのが始まり。
そして1978年(昭和53年)、「全国飴菓子工業協同組合」の総会で、決議採択されて全飴協ホワイトデー委員会が組織されたのです。そして2年間の準備期間を経て1980年(昭和55年)3月14日に第一回ホワイトデーが世に生まれ出たのである。
では最初にマシュマロ等々を販売したのはどんな店なのか?いわゆる元祖と言われる店とは…。
ウィキペディアによると、銘菓「鶴乃子」で知られる福岡市の老舗菓子屋「石村萬盛堂」が、3月14日にバレンタインチョコのお返しとして白いマシュマロを売り出したのが最初と記されている。その後、クッキーやキャンディーなどをこの日に発売する菓子店が続出し、全国に普及したとの説が有力である、と書いている。
私はチョコレートをあまり好まないので、バレンタインデーの時からビスケット、クッキーをもらったほうが嬉しい。もっと言えば、ビスケット、クッキーよりも、饅頭等の餡子系の菓子を好む。話がそれました…。ということで「お・も・て・な・し」の日本文化、やっぱり3月14日の「お・か・え・し」も日本が発祥のようでした。