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2019.05.30コンソーシアム(協働)から得たもの

先週今年初頭からやってきたミッションが一つの区切りを迎えた。

作業に取り掛かったときには雪景色で、今こうやって区切りがついたのは初夏とも思える暑い日。

今回のミッションは数社でのコンソーシアムで臨んだ。

いつも一人で仕事をしている私。今回のような協働作業はあまりない。

設計与件を把握し、設計の方向性を決めるプロセスの中でいつも思うことがある。

「この方向で間違っていないか…。この案でいいのだろうか…。」といつも一人で自問自答し、迷ったり自身を奮い立たせたりするのだ。

今回はコンソーシアム。核となるコンセプトからプランニングまでにアイディアをぶつける仲間がいた。

意見を出し合い、ぶつけ合い、一緒に組み立てて一つの案を構築して行く。

20年前まではそれが日常であったが、ここ最近はそんな作業も中々機会が得られなかった。

大勢でビルドドアップしていくプロセスがが実に楽しい時間である…ということに気付かされた今回のミッション。

その結果構築された一つの案は、我々の自信作として提案されたが、残念ながら思い描いた結果には至らなかった…。

久しぶりに味わったあのプロセスの緊張感と充実感。

その中で得たものは、かけがえのないコンソーシアムの絆だったことは間違いもない事実だ。

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