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2010.06.15お見事、侍JAPAN!!

お見事!この言葉に尽きる、岡田JAPAN。FIFAランク19位のカメルーン相手に1-0の勝利。下馬評の低いチームが強敵を倒すには、まず先制点を挙げて、相手を焦らせイライラさせるのが鉄則。これを見事に実行できた。本田のゴールは言うまでも無いが、松井のクロス、大久保の相手DFを引き付ける動き。そして、後半の怒涛の攻撃を凌いだDF陣と川島。

点を取ったシーンと数々のシュートを好セーブした川島の姿に、あるシーンをダブらせてしまった。1996年のアトランタ五輪。あのアトランタの奇跡だ。味方のクロスに相手と競り合いながらの伊東のごっちゃんゴール。目前での競り合いを演じた城。ブラジルの怒涛の攻めを何度も防いだGK川口。あの名シーンを私は思い出し、昨日の試合とオーバーラップさせていた。ベンチにはあのときより渋くなった川口の姿があった。

今回もアトランタでもサンドバッグのように攻められ続けた日本。カメルーン、あの時のブラジルのような強豪が、相手をスパーリングパートナ-と舐めてかかってはいけないという反面教師のような試合だった。

弱者には弱者の戦い方がある。いみじくも試合後に闘莉王が言っていた。「俺ら下手くそは、下手くそなりに頑張る」と。そうだ、オランダ戦も牙をむけ、日本はもはやスパーリングパートナーではないのだ。

カメルーンでは「本田」を「ヤマハ」と間違って覚えている人がいたと言う。「ホンダ」と「ヤマハ」。ライバル会社と間違えられた「ホンダ」。昨日の試合で、もう「ヤマハ」に間違えられることは無いだろう…。

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