2012.07.11あなたとコンビに、いいコンビに。
毎日暑い日が続きますね。外出してはコンビにに寄って飲み物を買ってしまうのは私だけでしょうか。さて、今日はコンビニについての考察。
コンビニの主力商品といえば弁当。この弁当たいていのコンビニでは、必ずといっていいほど店の奧の棚に置いてあるのはどうしてでしょうか。主力商品なら、もっとも目立つ入り口付近に置かれてもよさそうなものだが、これではコンビニは儲からないのです。
それは、弁当という商品はそれに付随して別の商品を買ってしまうことが非常に多い商品だから。そんな商品を入り口付近に置いては、みすみす売上げを逃してしまうからです。弁当が一番奥にあれば、レジに持っていく途中に、弁当だけじゃさみしいからと飲み物やデザートを買ってしまう。これが人間の心理というもの。
さらに、弁当を食べながら雑誌も読みたいとなって、雑誌コーナーへ足を向ける場合もあります。かくして、弁当を買うだけのつもりが、店を出た時には二千円も使っていた、なんてこともざらにありますよね。私も多々あります。これはコンビニの本部が指導する重要な戦略なんです。
では次は雑誌コーナー。コンビニで、本が陳列されているのは決まって窓際。なぜか。コンビニでは立ち読みが余り注意されません。なぜか。この答えは明確です。これもコンビニの戦略。
窓際に雑誌などの本を陳列し、立ち読みをとがめず、人が大勢集まって立ち読みをしている。外を通る人はいかにも大勢入って繁盛しているな、なにかいいことやっているのかな、なんて勝手に思いついつられて店に入るというわけです。
誰も入っていないコンビにより、たくさん人が入っているコンビニにつられて入っていきますよね。これも人間の深層心理。その心理をうまくついているので、コンビニからすれば本は、どちらかというと客引きのためのアイテムにすぎないのです。つまり立ち読みしている人盛りが自然と「ボランティアの客引き」になってる訳。
あなたもコンビニでよく立ち読みしませんか。まんまとコンビニの術中にはまってるという訳です。立ち読みした後は、罪悪感からお詫びとお礼の意味も込めて必ず何か買って買って帰りますよね。あぁ~わかっていても、今日もコンビニの術中にはまってしまう私…、なのでありますっ。